コラム⑥

投稿者: | 2016年7月1日

さて、そもそも‘骨盤が歪んでいる’とはなんぞや?

骨盤矯正のイメージとしては「骨盤は幾つかの骨が一つになったもので、それが歪んで(変形して)いるから元に戻しましょう」って感じですかね。
懐疑派の人たちは、「そんな下肢以外の体重を支えている骨が変形するはずがない」「やってもらったことがあるが、何も変わらなかった」「やってもらった時は良く感じたが、すぐ元にもどった」こんなところでしょうか。

骨盤は左右の腸骨と仙骨があわさった名称です。骨盤が歪むというと仙骨をはさんだ左右の腸骨がそれぞれ違う方向にねじれるとか、一般の骨盤のイメージから逸脱して変形しているのを想像します。実際そういうふうに説明する人もいます。しかしそれは間違いで、骨盤全体が変形、歪むというようなことはないのです。外傷は別ですよ(転倒、骨折等)。

仙腸関節は可動範囲は小さいですが動きます。ですから、一体となった腸骨と仙骨の間での変位、仙腸関節変位をもたらす脊柱のねじれ、筋肉の緊張、下肢の外傷など、それらがうつぶせで診た時の下肢の長短、骨盤が歪んでいるように見える姿勢に表れるのです。